「26坪の平屋って、実際に住んだら狭くない?」
これから平屋を建てようと考えている方なら、一度は気になるところではないでしょうか。
僕自身も、家を建てる前は「持ち家なら30坪以上」というようなイメージがあり、
26坪と聞いたときは正直「ちょっと狭すぎない?」と思っていました。
そんな我が家ですが、2023年11月に引き渡されてから2年半以上、
妻と5歳の娘との3人家族で26坪の平屋に暮らしています。
結論から言うと、今のところ26坪だから狭いと感じることはほとんどありません。
もちろん「もう少し広ければよかった」と思う場所もあります。
それでも、家族が長く過ごすLDKなどにはしっかり広さを使い、
逆に寝室などは必要以上に広くしないようにしたことで、我が家にとっては26坪がちょうどいいサイズだったと感じています。
この記事では、26坪の平屋に2年半以上暮らしている我が家の実体験をもとに、
実際の住み心地や「ここは広くしてよかった」「ここはもう少し考えておけばよかった」というポイントを紹介します。
26坪の平屋は狭い?3人家族で住んだ結論
我が家の場合、26坪の平屋でも3人家族で十分のびのび暮らせています。
特に狭さを感じない大きな理由は、限られた広さの中で
「どこを広くするか」をかなり意識して間取りを考えたことだと思います。
我が家は廊下を極力なくして、その分LDKを約23畳確保しました。
さらにLDKの一部には7畳分の勾配天井があり、最高高さは約5m。
南面には16022サイズの窓を2枚入れていることもあり、実際の坪数以上に開放感があります。
逆に、寝室などは「寝る場所」と割り切ってコンパクトにしました。
家全体をまんべんなく広くするのではなく、家族が一番長く過ごす場所に広さを使ったことが、
26坪でも狭く感じにくい理由だと思っています。
我が家が26坪の平屋を建てた理由
そもそも、最初から「26坪の平屋を建てよう」と決めていたわけではありません。
我が家には、祖父母からもらった90坪の土地がありました。
その土地についてハウスメーカーに相談したところ、
どこからも「平屋がおすすめ」という話があり平屋を建てることになりました。
ただ、家を大きくすれば当然予算も上がります。
そこで、我が家では「大きな家を建てる」というより、小さいけれど広く感じる平屋を目指そうという方向になりました。
その結果、26坪という広さに。
とはいえ、当時の僕は「26坪」と聞いて少し不安でした。
やっぱり「持ち家なら30坪以上」という漠然としたイメージがあり、
「26坪って狭すぎない?」
そんな気持ちもありました。
ところが実際に家が完成してみると、想像していたよりずっと広く感じました。
現在2年半以上暮らしていますが、家族3人で生活するには、かなりちょうどいいサイズだったと思っています。
26坪でも広く感じる我が家のポイント
23畳のLDKを確保した
我が家で一番こだわったのがLDKです。
昔から実家でも居間で過ごすことが多かったので、
「家族みんなでLDKに集まって過ごす」というのは、自分の中ではかなり自然な感覚でした。
そのため、家を建てるときもLDKはできるだけ広くしたいと考えていました。
廊下を極力なくすことで、約23畳のLDKを確保。
実際、寝るとき以外は家族3人でほとんどリビングにいます。
食事をするのも、テレビを見るのも、娘が遊ぶのも基本的にLDK。
そのため、LDKにある程度の広さを確保したことは、実際に暮らしてみても大正解だったと感じています。
勾配天井でかなり開放感がある
我が家のLDKでもう一つ気に入っているのが勾配天井です。
約7畳分が勾配天井になっていて、最高高さは約5mあります。
26坪という数字だけを見るとコンパクトに感じますが、実際にLDKに入るとかなり開放感があります。
南面には16022サイズの窓を2枚入れているので、これも広く感じる理由の一つだと思います。
実際、家に遊びに来た人からは「広すぎ!」と驚かれることも多いです。
外観も切妻屋根を大きく取っているため、外から見ても「26坪とは思えない大きさ」と言われることがあります。
我が家にとっては、このLDKと勾配天井がまさに家の顔。
ここは今から建て直したとしても、変えたくないポイントです。
3人家族で26坪に暮らすと実際どんな感じ?
現在5歳の娘がいますが、今のところ「家が狭い」と感じることはありません。
むしろ、LDKでは娘がかなり自由に遊んでいます。
おもちゃや遊具を広げたり、パズルをしたり。
子どもが走り回れるくらいのスペースもあります。
家族3人がほとんどLDKで過ごすので、食事・テレビ・遊びなどが一つの空間で完結しています。
もちろん、これは人によって好みが分かれるところだと思います。
我が家の場合は、家族それぞれが別々の部屋で過ごすより、自然とLDKに集まっている今の生活が合っています。
一方で、広さに余裕があることで、娘のおもちゃが広がり放題になりがちなのは少し考えものです(笑)。
「26坪なら子どもが大きくなったら狭くなるのでは?」という点については、まだ娘が5歳なので、これからどう変わるかは分かりません。
ただ、現時点では特に狭さを感じずに暮らせています。
寝室は6畳。でも「寝るだけ」なら十分だった
家を建てる前は、寝室も広いほうがいいと思っていました。
我が家の寝室は6畳ですが、その中には1.2m×1.2mほどの書斎スペースがあります。
そのため、実際に寝室として使っているスペースは約4.5畳分です。
「狭くない?」と思われるかもしれませんが、実際に暮らしてみると、セミダブルのベッドを2つ置いてちょうどいいくらい。
寝室は基本的に寝るための場所なので、個人的にはこれで十分でした。
むしろ、寝室を必要以上に広くしなかった分、LDKなど別の場所に広さを使えたのは良かったと思っています。
ちなみに我が家では、シーリングライトをポップインアラジンにしているので、寝室で映画を見ることもあります。
だいたい75インチくらいのサイズ感で映像が映るので、寝室で映画館気分を味わえるのは結構気に入っています。
収納は足りている?我が家の場合はほぼ問題なし
26坪の家で気になるのが収納ではないでしょうか。
我が家には、寝室と水回りエリアの間に約4畳分のウォークインクローゼット兼廊下があります。
服や普段あまり使わないものを収納する場所としては、今のところ大きな不満はありません。
また、水回りとウォークインクローゼットが近いので、洗濯物を乾かしたあと、数歩でクローゼットに持っていけます。
こういう短い家事動線は、実際に暮らしてみるとかなり便利です。
僕自身、洗濯をするときに「この動線にしてよかった」と感じることが多いです。
ただし、収納で後悔している場所もあります。
それが土間収納です。
26坪の平屋で「もう少し広ければ」と思ったところ
玄関はもう少し広くてもよかった
我が家の玄関は2畳ほど。
普段、家族3人で生活する分には特に困っていません。
ただ、大勢の人が来たときには「もう少し広くてもよかったかな」と思うことがあります。
面白いのが、玄関とLDKのギャップです。
玄関に入ったときは少しコンパクトに感じるのですが、LDKに入ると一気に広く感じる。
もしかすると、このギャップがLDKの広さをより引き立てているのかもしれません(笑)。
来客時もLDK自体は特に問題なく、むしろ「広くて羨ましい」と言ってもらえることもあります。
土間収納は作ればよかった
もう一つ、今になって「作っておけばよかった」と感じるのが土間収納です。
我が家では土間収納を作らなかったので、アウトドア用品や園芸用品などをしまう場所がありません。
家を建てるときは「なくても何とかなる」と思っていたのですが、2年半以上暮らしてみると、こういった外で使うものの収納場所があれば便利だっただろうなと思います。
26坪という限られた広さだからこそ、収納は「何を収納するのか」まで考えておくことが大切だったと感じます。
コンセントの位置も住んでから気づくことが多い
意外と後悔しているのがコンセントです。
「ここは要らなかったな」と思う場所がある一方で、「ここには欲しかった」と思う場所もあります。
特に可動棚の中などは、実際に暮らしてみてから「ここにコンセントがあれば便利だったのに」と感じることがあります。
家具を置きたい場所にコンセントがあって、ちょっと邪魔になってしまうことも。
これは26坪だからというより、家づくり全般で実際に住んでみないと分かりにくい部分かもしれません。
26坪の平屋に住んで感じたメリット
2年半以上暮らしていて感じるのは、家全体の動線が短く、管理しやすいということです。
我が家は平屋で、玄関の上がり框以外には段差がありません。
そのため、掃除機は基本的にルンバに任せています。
ワイパーをかけるときも段差に引っかかることがないので、スムーズに掃除できます。
家の至るところに目が届きやすいのも、コンパクトな平屋ならではのメリットだと思います。
「大きな家に住みたい」という気持ちも分かりますが、家が大きくなるほど掃除や管理する場所も増えます。
その点、26坪の我が家は、今のところ自分たちで無理なく管理できるサイズです。
そしてもう一つ、家族との距離が近いのも気に入っています。
寝るとき以外はほとんどLDKにいるので、自然と家族で会話する時間も多くなります。
「家族が集まる場所を広くする」という考え方は、我が家には合っていたと思います。
26坪の平屋はどんな人に向いている?
あくまで2年半以上暮らしている僕個人の感想ですが、26坪の平屋は、
- 家族がLDKで過ごす時間を大切にしたい
- すべての部屋を広くする必要はない
- 広さにメリハリをつけたい
- 掃除や家の管理を楽にしたい
- コンパクトでも開放感のある家にしたい
という人には、十分検討する価値があると思います。
逆に、各個室を広くしたい人や、たくさんの収納スペースが欲しい人、家族それぞれが別々の部屋で過ごすことが多い人の場合は、26坪では物足りなく感じる可能性もあります。
結局のところ、26坪が広いか狭いかは、家族の暮らし方や間取りによって変わると思います。
まとめ|26坪でも「小さくて広い家」は作れる
2023年11月に家が完成してから、2年半以上。
妻と5歳の娘との3人家族で26坪の平屋に暮らしていますが、今のところ「狭い」と感じることはほとんどありません。
我が家の場合は、23畳のLDKや7畳分の勾配天井など、家族が長く過ごす場所にはしっかり広さを使いました。
一方で、寝室は6畳、収納は約4畳のWICというように、必要なところはコンパクトに。
玄関や土間収納、コンセントなど「もう少し考えておけばよかった」と思うところもありますが、それも実際に暮らしてみたからこそ分かったことです。
僕が2年半以上暮らして感じたのは、
「家を大きくすること」より、「どこを広くするか」を考えることのほうが大切だった
ということ。
26坪という数字だけを見ると、最初は僕も「狭くない?」と思いました。
でも、実際に暮らしてみると、家族3人でのびのび暮らせています。
もちろん間取りによって変わりますが、メリハリをつけて計画すれば、26坪は我が家にとって小さくても大きくのびのび暮らせる、理想のサイズでした。

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