【20代元職員が解説】商工会議所職員の仕事内容は？何をしているの？

イベントなどのチラシにチラッと書いてあったり、試験会場として会場を利用したことがあったりする商工会議所

名前は聞いたことあるけど、どんな仕事してるの？って疑問に思った方いるのではないでしょうか？

今回は、20代未経験で商工会議所職員を3年経験した元職員の僕が、商工会議所職員の仕事内容について解説していきます

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商工会議所職員の仕事内容

会員への経営支援

商工会議所職員の一番主な仕事は経営者に対する経営相談になります

会社を立ち上げたい、会社を立ち上げたけど上手くいかない・融資を受けたい、会社を畳みたい…

などなど経営者によって相談内容は様々

このような相談に対して真摯に対応できる能力が必要になってきます

受け持った経済団体の事務局

商工会議所は色々な団体の事務局を代行しています

例えば、法人会や青色申告会・商店街振興会など

これらの団体を会長と協力しながらまとめ上げる業務を行います

具体的には、年間予定表や予算案の作成・役員名簿の作成など

さらには会費などの経理伝票の作成・帳簿付けまで一人でやることが多いです

また、会議の資料を作成して、会議の司会進行もするため、大勢の前で喋らなければならない場面もありました

イベントの運営

地元のお祭りや、街コン・イベントなど一度は行ったことがある方多いのではないでしょうか？

こういったイベントの多くは商工会議所と自治体が連携して開催しているものになります

地元企業への協賛のお願い、会場づくりから駐車場の整備やイベント全体の見回りなどなど

このような仕事も商工会議所職員の業務になります

また、街興し関係イベント以外にも会員向けの会議や飲み会などをセッティングして運営するのも会議所職員の大きな仕事のひとつです

青色申告など税務相談会の運営

商工会議所は、青色申告を行う小規模事業者との繋がりが深いため、確定申告受付が始まる頃に税務署と連携して税務相談会を開催します

また、これ以外にも近年だとインボイス制度についての相談会や軽減税率に対する勉強会などの運営も行っていました

各種検定試験の運営

商工会議所では、日商簿記検定試験や珠算検定、リテールマーケティング検定などの検定試験を実施しています

そのため試験を円滑に実施するために、申し込みから運営当日、合格発表、合格証の発行まで

全ての流れを職員が行うことになります

点数付けについては、協力してくれる学校の先生などにお願いするのでそこは安心です

生命保険や火災保険などの継続手続き代行

商工会議所はアクサ生命や地域の共済と連携して、会員向けに各種保険の手続き代行を行います

具体的には継続手続き用の用紙と領収書を持って、期限が切れそうな会員さんのところに行き、手続き内容の説明をして、サインと保険料をもらう

という感じです

たまに保険内容についてツッコんだ相談をされる場合もあるので入所してから保険知識を身につける必要もありました

年会費の回収

商工会議所は、会員さんの年会費で運営されているため、年会費を払ってもらえないと運営が成り立たなくなってしまいます

そのため年度末が近くなると、年会費をまだ納めていない会員さんの元へ連絡、直接回収しにいきます

商工会議所に就職するためには？

商工会議所の求人情報は、ハローワークやリクナビNEXTなどの転職サイトに掲載されていることがあります

しかし、意外にも商工会議所の求人倍率は高いため、しっかりと対策して試験に臨む必要があります

まとめ

商工会議所職員の仕事をおさらいすると

以上のように商工会議所職員の仕事は多岐に渡ります

小さな商工会議所だとそれぞれの業務を1人で行うこともあります

特に経済団体の事務局は1人で複数の団体の事務局を担うことも珍しくありません

しかし、どの仕事も流れを覚えれば難しいものではないので、まずはコミュニケーションを大事にすれば自ずと結果はついてきてくれたように感じます

ここまで読んでくださったあなたの就職・転職の助けになれましたら幸いです

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