「人と話すのが苦手…でも発信してみたい」
そんな矛盾した気持ちを抱えている方に、この記事を届けたいと思います
コミュ障と音声配信って矛盾してる?

僕は昔から、話すのが得意ではありません
- 初対面の人と何を話せばいいか分からなくなる
- 言葉が出てこなくて「えっと…あの…」と詰まってしまう
- 会議で急に意見を求められると頭が真っ白になる
- 友人との集まりでも会話の流れについていけず黙り込んでしまう
- 会話の際に「あれ」「それ」などの指示語ばかりつかってしまう
- 「なるほど」や「そうですね」など決まった言葉しか返答できない時がある
「何か話さなきゃ」というプレッシャーを感じるほど、余計に言葉が出なくなる
そんな悪循環を何度も経験してきました
そんな僕が今、なんと「stand.fm(スタエフ)」で音声配信を始めました!
一見矛盾しているようですが、「話すのが苦手だからこそ、話すことに挑戦したい」と思いはじめてみました
今回は、僕が音声配信を始めた3つの理由と、実際に始めてみて感じたことについてお話しします


音声配信を始めた理由
理由①:ラジオが好きで、ずっと憧れていたから
僕は昔から、ラジオを聴くのが大好きでした
高校生の時にラジオにハマり、大学生になってからはさらに熱を帯びました
学生時代には、深夜に布団にくるまりながら、イヤホン越しにラジオパーソナリティの声を聴くのが日課になっていました
社会人になってからも通勤時間中や休憩時間中にラジオをよく聴いています
特に好きだったのは…
- リスナーの悩みに答えるコーナー
- パーソナリティが自分の経験や考えを静かに語るトークコーナー
話している人の表情は見えないのに、声だけで相手の人となりや感情が伝わってくることに魅了されていました
「声」と「言葉」だけで人と繋がるラジオの世界
おしゃべりが得意じゃない僕でも、ラジオを通して「言葉で人に想いを届ける」ことに憧れを抱いていました



いつか自分も、ラジオみたいな発信をしてみたい
でも現実的には、ラジオの世界は遠い存在
なにもない一般人がラジオ番組を持つなんて、当時は考えられませんでした。
そんな中、スマホ一つで簡単に音声配信ができるアプリ「stand.fm」を最近知り、「これなら僕にもできるかもしれない」と思ったのが、始めたきっかけのひとつです



憧れのラジオ配信が、こんなにも身近になっていたなんて
これはもうやってみるしかないと思いアプリを入れました!



でもなかなか勇気が出ず、ここから配信まで結構時間かかりましたが…笑
理由②:友人クリエイターの影響
もうひとつの大きな理由は、友人の存在です
僕の友人に、SNSで創作活動をしているクリエイターがいるのですが、その人がよくTwitter(X)のスペースで日常や考えを配信しています
- フォロワーさんとの交流を楽しんだり
- 自分の制作過程を共有したり
- 時には悩みを打ち明けたり
それを聴くたびに、「楽しそうだな」「自分の言葉で話せるってすごいな」と感動していました
友人から学んだこと
友人は特別なトレーニングを受けたわけでもなく、ただ自分の言葉で等身大の自分を発信しているだけです
それなのに、聴いている人の心に確かに届いているのを感じます
その姿を見て、「発信」というものへのハードルが少し下がった気がしました
完璧に話せなくても、言葉に詰まっても、自分らしく話せばいい
そう思えるようになったんです
それと同時に、「やっぱり発信してみたい」という気持ちもどんどん強くなっていきました



上手に話せなくても、自分の感じていることを言葉にしてみたい
そんな想いを、友人の発信が後押ししてくれました
理由③:コミュ障を克服したいという強い思い



正直に言うと、これが一番大きな理由!!
僕は、いわゆるコミュ障です
人と話すのが苦手で、特にリアルタイムで会話をするのが本当に苦手です
こんな経験ある?
- 相手の目を見て話すのが怖い
- 複数人での会話についていけない
- 電話が鳴るとドキドキして出たくない
- 言いたいことがあるのに、タイミングを逃してしまう
- 頭の中で考えていることが、うまく言葉にならない



僕は、すべてに当てはまります
先日、妻の友達と遊んだときに、改めて思い知らされました
全然うまく話せなくて、「あ〜ほんと喋るの下手だな…」って落ち込みました
日常会話での困りごと
最近の自分の会話を振り返ると…
「それがね」
とか
「なんていうかあれですよね…」
とか
と指示語ばかりで会話していることに気づいてしまいました
そんな自分に焦りを感じて、「言葉のトレーニングをしよう」と思ったんです
でも、いきなり人前で話すのは難しい
だからこそ、stand.fmは僕にとって最適な練習場所でした
メリット | 理由 |
---|---|
顔が見えない | 緊張しにくい環境で発信できる |
時間の余裕 | リアルタイムではないので言葉を選ぶ時間がある |
やり直し可能 | 失敗しても何度でもやり直せる |
マイペース | 自分のペースで進められる |
現在のstand.fmでは、台本を書いて、それを読みながら配信しています
リアルタイムで話すのはまだ難しいけれど、台本を通して「言葉を選ぶ」「声に出す」練習ができることに、大きな意味を感じています
今でも完璧とは程遠いですが、少しずつ「自分の言葉」で話せるようになってきた気がします


音声配信を始めて変わったこと
実際に配信を始めてまだ間もないですが、少しずつ変化を感じています
1. 言葉に対する意識が変わった
普段何気なく使っている言葉にも、意識が向くようになりました
- 「この言い方は分かりやすいかな?」
- 「もっと的確な表現はないかな?」
と考えるようになりました
日記を書くように、自分の感じたことや考えたことを言葉にする習慣も少しずつ身についてきました



思考を整理するのにも役立っています!
2. 人の話し方に注目するようになった
テレビやラジオ・YouTube、友人との会話でも、「この人はどうやって話しているんだろう」と観察するようになりました
- 話し上手な人の言葉選び
- 間の取り方
- 声のトーン
- 話の構成方法
などなど
「あ、この言い回し素敵だな」と思ったフレーズは、自分の言葉の引き出しに取り入れるようにしています
3. 少しずつ自信がついてきた
まだまだ人と話すのは苦手ですが、「自分の言葉で発信している」という自信が少しずつついてきました
リスナーさんからいいねをもらえたり、コメントをもらえたりすると励みになって、また次の配信やってみよう!という気持ちになれます
また、最近は台本を見ながらでも少し自分の言葉を加えられるようになってきました



完全な即興はまだ難しいですが、少しずつ成長を感じています
これから挑戦していきたいこと
音声配信を始めて、まだ道のりは長いですが、これからも続けていきたいと思っています
これからの目標は
1. 台本に頼らない配信にチャレンジする
今はまだ台本がないと不安ですが、少しずつ即興での配信にも挑戦していきたいです
具体的には
- 最初は3分だけの即興トーク
- 慣れてきたら5分に伸ばす
- キーワードだけメモして話す練習
などなど、少しずつステップアップしていけたらいいなと思います
2. ゲストを呼んでの対談配信
一人で話すのに慣れてきたら、友人をゲストに呼んで対談形式の配信にも挑戦したいです
会話のキャッチボールの練習になりそうです



まず相手を探して交渉するミッションもあるからかなりハードル高そうだけど…
3. リスナーさんからの質問に答える配信
いつか、リスナーさんからの質問に答える配信もしてみたいです
相手の疑問に答えるという形だと、話しやすいかもしれません



これからもしリスナーさんが増えてきたらやってみたい!
まとめ〜話すのが苦手だからこそ、発信したい〜
僕は話すことが得意な人ばかりが発信する必要はないと思います
話すのが苦手な人こそ、「話す練習の場」として音声配信を活用してもいいんじゃないかと感じています
もちろん、最初は勇気がいります
でも、一歩踏み出してみると、意外と楽しかったっていうことを伝えたいです
stand.fmでの配信は、まだまだ不安もありますが、ひとつひとつ言葉を積み重ねていけるのが嬉しいです
これからも、自分のペースで言葉を磨いていこうと思います。



「話すのが苦手だけど、やってみたい」
そんな気持ちが少しでもある方の、背中を押せたら嬉しいです
完璧を目指さなくていい
うまく話せなくてもいい
ただ、自分の言葉で、一歩一歩進んでいく
そんな挑戦を、あなたもしてみませんか?
もし僕の配信に興味を持っていただけたら、こちらから聴いてみてください



同じように悩んでいる人と、一緒に成長できたら嬉しいです


配信の台本はnoteで公開しています!


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