スピッツの曲名を眺めていると、意外と「色」を感じるタイトルが多いことに気づきます。
「青い車」「群青」「水色の街」
「スカーレット」「俺の赤い星」
「若葉」「グリーン」
同じ青や赤でも、曲を聴いたときに浮かぶ色は全然違うんですよね。
Xでスピッツの曲名と色を並べた画像を見かけて、

これ、自分なりの解釈も入れてちゃんと色見本にしてみたら面白そう
と思ったのが、この記事を書くきっかけでした。
今回は、
- 曲名に色が入っている
- 「桃→桃色」のように既存の色名へ変換できる
- 「雪風→スノーホワイト」のように自然に1色を連想できる
というルールで26曲を選びました。
白・黒系|静かな色なのに、曲の景色は違う


色名はJISの慣用色名を基本にしています。
HEXコードはJISそのものが定めた値ではなく、Web上で色を再現するためにこの記事で採用した色見本です。
まずは「黒い翼」「ネズミの進化」「白い炎」「雪風」。
「黒い翼」は、僕の中ではただの黒というより、カラスの羽みたいに少し艶のある黒です。



「ネズミの進化」は、もう鼠色ですよね(笑)。
「白い炎」は白とついているけど、炎のイメージがあるので、僕の中では少し灰がかった白。
一方の「雪風」はかなり真っ白です。
ただ、その真っ白な雪の向こうに藍色の空が広がっているような景色が浮かびます。
色見本では「白い炎」と「雪風」は同じ色になりましたが、僕の中に見えている景色は結構違いました。
赤・ピンク・紫系|あたたかさや妖しさが混ざる


色名はJISの慣用色名を基本にしています。
HEXコードはJISそのものが定めた値ではなく、Web上で色を再現するためにこの記事で採用した色見本です。
赤やピンク系も、それぞれかなり印象が違います。
「紫の夜を越えて」は、一色で止まっているというより、深夜の静寂から少しずつ夜明けへ向かっていく紫。
「桃」は白桃みたいな淡いピンク。
「海とピンク」は、かわいいだけじゃなく、ちょっと色っぽさのあるピンクです。
「ラズベリー」はさらに濃く、赤紫の中に妖艶さがある感じ。
「アカネ」は夕焼けやアキアカネ。
「チェリー」は真っ赤というより、僕の中では赤みがかったピンクです。
そして「俺の赤い星」は……



タイトルを見ると、どうしてもシャアっぽい赤を想像してしまいます(笑)。
「スカーレット」は、冬に欲しくなるような少し黄みのあるあたたかい赤です。
青系|同じ青でも、温度が全然違う


色名はJISの慣用色名を基本にしています。
HEXコードはJISそのものが定めた値ではなく、Web上で色を再現するためにこの記事で採用した色見本です。
今回いちばん面白かったのが青系です。
「青い車」は、もうTHE青。
爽やかで、海が似合う青です。



いつか青い車に乗って海へ行くのが夢だったりします(笑)。
一方で「水色の街」はかなり冷たい。
キンキンに冷たくて、少し死が見えるような水色。
「空も飛べるはず」は、真昼の青空というより午後の少しくすんだ空色。
「群青」は少し紫がかった、爽やかだけど寄り添ってくれるような青。
「インディゴ地平線」はかなり青寄りで、僕はジーンズのインディゴを思い浮かべます。



同じ青系でも、曲によってこんなに温度が違うんだなと改めて感じました。
黄・緑系|自然体の色が多い


色名はJISの慣用色名を基本にしています。
HEXコードはJISそのものが定めた値ではなく、Web上で色を再現するためにこの記事で採用した色見本です。
「ヤマブキ」はオレンジ寄りの山吹色。
「ハニーハニー」と「ハチミツ」は、どちらも金がかった蜂蜜色になりました。
ただ「ハチミツ」は、ライブで緑系の照明だった印象も強くて、僕の中では黄色だけじゃなく、自然体の緑も似合う曲です。
「たまご」は、少しくすんだ黄身みたいな黄色。
「胸に咲いた黄色い花」は、一輪の菜の花みたいな黄色。
「タンポポ」も同じ黄色系ですが、僕には一輪で凛と咲いていて、その中に寂しさと芯が残っている黄色に見えます。
「若葉」は色見本だと比較的淡い緑。



でも僕はジャケットの印象が強くて、曲としてはもっとしっかりした緑を想像します。
「グリーン」は逆に、突き抜けるような爽やかな緑!
という感じです。
「萌黄色」はまだ聴く前。今は色から想像してみる
2026年11月25日発売予定のアルバム『kettle』には、新曲「萌黄色」が収録予定です。
今回採用した萌黄は、#96AA3D。
明るい黄緑系の色です。
この記事を書いている時点ではまだ曲を聴く前なので、



こんな明るい色なら、曲も明るいのかな?
と勝手に想像しています。
実際に聴いたあと、僕の中でこの色がどう変わるのかも楽しみです。


26曲集めても、26色にはならなかった
今回やってみて面白かったのが、26曲集めても26色にはならなかったことです。
たとえば、
- 「白い炎」と「雪風」
- 「胸に咲いた黄色い花」と「タンポポ」
- 「ハニーハニー」と「ハチミツ」
は、それぞれ同じ色にたどり着きました。
逆に「青い車」「水色の街」「群青」のように、同じ青系でも僕の中の景色は全然違います。
色見本を作るだけのつもりだったのに、



自分はこの曲をこんな色として聴いていたんだな
と気づけたのも面白かったです。
気になった曲を実際に聴いてみる
この記事を作っていたら、僕自身もスピッツを最初から聴き直したくなりました。
「自分ならこの曲は何色だろう?」
なんて考えながら聴くと、いつもの曲が少し違って聞こえるかもしれません。
Amazon Music Unlimitedでは、スピッツの楽曲も配信されています。
まとめ|あなたの中の「青い車」は何色?
今回は、スピッツの曲名から26曲を選んで色見本を作ってみました。
基準にした色見本と比べてみると、



僕のイメージ、全然違うな
という曲も結構ありました。
でも、むしろそこが面白かったです。
同じ曲を聴いていても、頭に浮かぶ景色や色は人それぞれ。
あなたの中の「青い車」は、どんな青ですか?
そんなことを考えながらスピッツを聴いてみるのも、ちょっと楽しいと思います。

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